Mike

哀れなるものたちのMikeのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
徹夜で朝一番の観に行った
もし、とてつもなく不快で悪趣味で陰湿だったら、もう寝てしまおうと思ってたんだけど
醒めたよね〜
あの衝撃的な光景たち、しっかりと脳に焼き付いてしまった
いろんな意味で見てしまった、、って感じ
逆に夢だったんじゃないかってくらい
ショッキング
特にモノクロからカラーになる瞬間ね、、笑

自分の目で見て、歩いて、感じて、
世界はどんどん色づいて自分が「自分」になっていく
どうしようもないベラが終盤見違えるほど素敵な姿に変化していくの素直に感動しちゃった

エマストーンって実はヤバイ役者なの?と思ったけどクルエラの時もなかなか魅せられたから片鱗は見えてたよね
今作でエマストーンが大爆発した
アダムスファミリーみのあるベラがほんとツボ、好き
デフォーおじはやはり圧倒的存在感で、
ブラックジャックとピノコのような
この2本のデカい柱がそびえ立っているのでこの映画の破茶滅茶な内容もうまくまとまってしまった

同監督の聖なる鹿〜や女王陛下〜は正直そこまでブッ刺さらなかったけど今作はとても好き
デルトロやウェスアンダーソンのような、だがやはり違う新しい世界観が誕生した
Mike

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