たろ

哀れなるものたちのたろのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
ヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』ちゃんと名作でした。

開始10分で近くの女性が途中退席しました。何かが嫌だったんだろう。むしろその様な嫌悪感というか観念を持つ人の方が観ると刺さると思った。悪趣味だと思ってしまう感性を社会が生み出し、その人間の崇高さを皮肉っている作品だなと。音楽、美術、カット、構成、色彩、演技、全てハイレベルでした。エマストーンに感服した🙏ドラスティックな性的描写も何かしら意味のある配置のような気がした。
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