雄樹

哀れなるものたちの雄樹のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
「彼女はこの旅で世界を知り、本当の自分を知る」

本作は今年のアカデミー作品賞の有力であの鬼才ヨルゴス・ランティモスの不思議でぶっ飛んだ発想が大爆発してかなり変で矛盾していますが、僕は一周回って感動しました。
僕は本作の設定からめちゃくちゃでビックリしてヨルゴス・ランティモス本人が原作小説を見て興奮するのが分かるぐらい、不思議な物語がにシュールなギャグに僕は笑ってしまいました。
それに下品な物語なのに凄く上品な作風に不思議で圧倒される美しい映像美が素晴らしくて物語も凄深くて、「自由」が凄く現れた様なラストに僕は感動してしまうぐらい良かったです。
あと僕は本作を見る前はエマ・ストーンは嫌いでしたが、その今までのイメージをぶっ壊す様な彼女のアカデミー賞の確実の怪演に僕は圧倒されて大好きになりました。
雄樹

雄樹