めい

哀れなるものたちのめいのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8
映画監督のセンスって大事なんだなと。
監督って言ってしまえば大勢いるスタッフの中の一人だけどその存在が映画の出来を大きく左右し、映画の方向性を決めている中で、この作品はその監督に対してスタッフがみんなその監督のリクエストに全力で応えたんだなと思った。
衣装、舞台美術、音楽、カメラワーク、そして何より主演のエマ・ストーンが本当にすごい。捨て身の演技なのかもしれないけど彼女のこの映画を作り上げたいというプライドを感じた。


追記
主人公が性的欲求からより高次の欲求に進化したのには納得だけど、性愛に対する欲求が強すぎて???とはなる。成長が未完全とはいえ性愛にあそこまで溺れるのか…?
それより承認欲求とかの方が強くあらわれそうなのに。

追記の追記
胎児の性別が女とは限らないとか?肉体的快楽に女性があそこまで没頭するのが理解できなくて色々考えてしまう
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