つむらたけし

哀れなるものたちのつむらたけしのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.6
2024/劇場鑑賞13

世界はわたしにとって一つの秘密であって、それを見極めたいと思ったのです
(フランケンシュタイン)



主人公ベラが世界を旅して(連れられて?)成長していく物語
エマ・ストーンの圧巻の演技がそれを裏付けます
序盤、中盤、終盤と彼女の変わり身っぷりがラストのカタルシスを確実なモノにしてくれました


セックス描写がかなりあってなるほど確かにR18+やなと
ただ純度の高い人間らしさの表現としては避けられへんとこやったんかも

俳優陣の熱演だけじゃなく、劇伴、美術等も素晴らしかった
視覚、聴覚といったあらゆる感覚を刺激された堪らない作品でした