無傷

哀れなるものたちの無傷のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.8
現実離れした映像美のなかで現実的な人間の醜さやエゴが描かれていて前半は不快
冒険の中で、人との出会いや読書などを通してベラの思考や言語が進化していくのが見ていて気持ちがいい
スラムのシーンはフリが効きすぎてギャロップのネタの「パン!?」ぐらいのインパクトがあった
パリに降りたあたりから楽しくなってきて、後半は自分と重ねて共感しまくり
『ピノキオ』のフェアリーのセリフ「勇敢で誠実で謙虚でいれば本当の人間になれます」「(そのためには)良心に従うこと」を思い出した
「残酷になりたくない」
「自分の力で稼いでる」
「私は優しかった?」
R18+
無傷

無傷