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哀れなるものたちのebiのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.7
すごくてクラクラした
見る前から、というか去年から2024年最も楽しみな映画やったから、期待しすぎもあって不安もあった

が、しかしそんな期待の遥か上で、クラクラする映像表現にひたすらやられてしまった
一回では内容の理解が追いつかなかった
とりあえず、もう一回見るのは確定

バービーと比較してるのをよく見るけど、分かるし、テーマがもっと広いと思った
パンフレットのウィレム・デフォーが言っていたけど“解放”だと
めちゃくちゃわかりやすい
しかも、バービーの凄さも際立ち、今作の良さもどんどん際立つという

理解できてないのに、ラストの高揚感の正体はなにか
全身鳥肌がブワッと立つ感覚
そして大きな感動にエンドロール中も固まってた

何回でも見たい

何回も見る


20240204
グランドシネマサンシャイン池袋

映写が綺麗なシアターで見たくてなんとか4K、ドルビーアトモス叶わず悔しい
やっぱり1回目はまったくと言っていい程、物語を見れていなかった
ベラが許すところとクライマックスでボロボロ泣いてしまった

最後の最後に正体不明(まだ)のとてつもないカタルシスと、世界が広がるのか自分が小さくなるのか、ただ一つが“存在”することの偉大さに感動した

間違いなく今年ベストな一作
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