な

哀れなるものたちのなのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
こういう女性の強さ、美しさが全面に出てる映画大好き!!

哀れに自死し、哀れな姿に変えられた(蘇生)ベラ、実父からの実験?虐待?により哀れな見た目になったゴッド。
何も知らない赤ちゃんなベラが冒険心を持ち、学ぶことや知る事を恐れず、モノクロの世界から鮮やかな世界に変えていく姿を見てると、本当に哀れなものが浮き彫りになっていって考えさせられながらみてた。

クスッと笑えるシーンと衣装、セットの美しさ、音楽のセンス、全部好み。

だけどやっぱりグロ苦手の私は顰めっ面になってしまうシーンが多々ありしんどかった。
臓器まんま出てくるのとか血とか苦手な人はちょっと我慢しなくちゃなシーンあるけど我慢してでも観てほしいくらい良い作品🙆

あとは劇中ほとんどがえっちな官能シーンだったけど、ベラの探究心とか健気に快楽を楽しんでたところ、男性達の欲望なままの姿、売女を見本に子供にセックスを教える父、なんか笑かしてくるから私はポップに観れました。ただほんと途中ずっとエッチしてるからそういうの苦手な人も我慢しながらみてください🥹

あとほんとマックスみたいな性格の人と私も結婚したいし、ゴッドみたいな包容力をもって程よい距離感の父がいたらいいなって思う。
まあ家に犬アヒルいたり、死体解剖してる父は嫌か笑🤣🤣
な