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哀れなるものたちのKzのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
参りました、傑作です

R18+の本作は、グロ表現や性的描写を抑える事無く映します
そのため、非道徳的なシーンやSEXシーンに嫌悪感を抱く瞬間もあるでしょう

但し、重要なのはそういった観客の内発的な感情で、主人公のベラを通して「人間とは何か?」「良識ある社会とは何か?」という問いを強烈に訴えてきます

ストーリーについてもベラの精神的な成長と人間関係の変化がコメディやホラー要素となり、展開が読めずに緊張感が続きます

衣装や美術、撮影方法などビジュアルについての工夫や表現もクオリティ高く、141分の上映時間でも飽きが来ない、衝撃的な作品でした
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