ShotaOkubo

哀れなるものたちのShotaOkuboのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
明らかに寓話的な性格は比喩的な饒舌に重くたわむことのない簡潔さでひたすらエマ・ストーンの身体の運動をあたりに波及させることに貢献している。
つまりは抽象的な水準で誰もが想像しうる比喩にのみ還元してしまうことは慎しまねばなるまい。
身体そのものの視覚的な存在とその思いがけぬ運動形態とがスクリーン上での奇蹟的な遭遇を演じているということに瞳を差し出すべきだと思う。
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