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哀れなるものたちのallyのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.6
マッドサイエンティストから作られた物は果たして正義なのか悪なのか、純粋な改造?人間の冒険譚。
ベラのような"純粋"だけな感想だとさながら見る芸術作品のようだった。ここから自分なりに思ったことをまとめていく。
見てて感じたのはベラは私の大好きなMARVEL映画のジャーヴィスのような存在に感じられた。ジャーヴィスも天才によって生まれた存在だし、純粋だからこそ人類の存亡について悩んでたよね。ベラも最初は純粋に気の向くままに生きていたけど色々な経験を経て成長していった。もしMARVELのウルトロンのように異なる環境や思考を得ていたらまた結果が変わったかもしれない。ジャーヴィスもベラもトニーやゴッドのような愛がある人に育てられた結果なのかなと感じた。
映像面の視点から言うととにかく夢のような世界。魚眼レンズの視点やゴッホやモネの水彩画のような幻想的な世界が広がっており見るだけで癒される。ウィレム・デフォーやマーク・ラファロの演技も素晴らしくマーク・ラファロのどこか憎めない愛嬌を持った一面には映画館では不思議と笑いに溢れていた。
自分は頭が良くないから他人のレビューから自分の考えに似た表現で表すようにしているが、それもこれもベラのように純粋に思った事で捉えればいいのかも。ベラのように探究心には嘘をつかないのように生きていたいな。
最後にベラは本を読みながら何を考えてたのかな
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