・おとぎ話のようでいて、どこか不気味。美しくも、奇妙なそんな劇伴。現実の中における、ベラの奇妙さ、幼児としての行動が現れているシーンでぴったり音楽が流れ出すからこそ、とても奇妙な感覚に陥る。
・半分犬、半分鶏などの人造動物達に、ゴッドの人造人体。船の中のゴシック?装飾に、白黒表現や窓ガラスから覗き込んだようなカメラワーク。舞台や見せ方がコロコロ変わって飽きない。
・個人的には、ベラ10代?までの人生で終わってしまったので、もっと恥や後悔、羞恥心などを知ってからどう行動するかも見たかったけれど、奇妙でどこかおとぎ話のようななにかのメタファーのような、「哀れなるもの」を表すためのあのエンドだったのかな。