たいほ

哀れなるものたちのたいほのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.1
「哀れなるものたち」

エグい映画見たで。。これは18禁です笑

コレを言語化させるのはかなり難しいけど、ただただ"知る”ということの尊さを感じさせてくれる作品だった。

何も知らない状態で生まれてきたヒトがどういう人間に成長していくかは、周りから"知る”ことでしかできないのだと強く感じた。

だからこそ先人はいろんな"知る”ことのできる環境を提供しないといけない。

ただそこに強いエゴが存在してもダメ。

難しい。。

モノクロの世界だったベラの日常が、冒険を始めてカラーの世界になっていく演出。

序盤は目を覆うようなツラいシーンが続いたけど、最後はなんかホッコリした。

エマ・ストーンの圧巻の演技。

言葉悪いけど最初ヤバいやつだったベラから世界を知って成長したベラの演技になっていくグラデーションが自然すぎる。

今こそ「ラ・ラ・ランド」を観たい。

たぶんこの作品はもっともっと深い笑

"あらゆることを経験するの 幸せだけでなく 波乱や 恐怖 悲しみも すると世界が見える 世界を知れば もう私たちのもの”
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