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哀れなるものたちのtomoのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

私の頭の中にある言葉だけではレビューなんぞできない←がまず感想。笑
だけど、映画館でみて大正解。

とにかく可愛い、背景、空、色使い、衣装、ヘア、インテリア…。
見始めて数分はこの奇妙な独特な世界観に圧倒されて、急にパーソナルスペースに他人に入って来られたみたいな感覚だったけど、観ていく内になんの不快感もなく、嫌悪感なく観られた。
最初の目潰しぐちゃグロで私は厳しいんじゃないかと思ったけど、いつのまにか全く気にならなくなった。空の色とか風景とか動物とか乗り物とか現実で考えると考えられるないような物だけど、そこに疑問を抱かないくらいいつの間にかナチュラル見えた。
あの奇妙な音楽が癖になるっていうか、なんというか、、。
監督頭ん中どうなってんだろう、ぶっとんでんのかな、?とか少し覗き見出来たような感覚に陥った。🫣

そしてエマ様に大拍手。むっずすぎる役を観ている人にナチュラル観せる。天才。彼女の成長を細かく表現できるエマ様さすが。これまた体も綺麗で色も白くて透けんじゃないかと思った。まじ芸術。
最後はマークラファロのキャラクターが凄い愛しく可愛く思えた。ハルクすごい👏

常識とか、社会とか、偏見とか、欲求とか、倫理とか、今私達が普通に生きてるこの世界ってなんなんだろうなって。そこに気づいていない事が当たり前だったけど、根本的な部分を刺された感じ?

人間って面白い。自分も含めて。そんな風に思った映画だったかなあ…。
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