ろれ

哀れなるものたちのろれのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.3
思ったより前向きな作品だったのでよかった。
色々と考えさせられることはあったがメッセージは意外とシンプルでストーリーも難解すぎない。時代設定が古そうなのに、近未来というか夢?みたいな不思議な世界観で、唯一無二の作品👏

【注意喚起】
魚眼レンズ酔うし、解剖のシーンあるからめっちゃ薄目で見たし、1/3くらいセッ⚪︎のシーンだったんじゃないか?ってくらい多かったから苦手な人注意。
女子の友達と言ったけど、↑大丈夫な人同士なら◎

【感想】
御伽話っぽいファンタジーな不思議な雰囲気がミッドサマーっぽい感じはあった。

ベラの成長…早くてすごい…あのシーンやあのシーンでは何歳くらいなんだろう?それを表現できるエマストーンすごすぎる。
ウィレムデフォー、のマッドサイエンティストだけど父性がある感じ、マークラファロの演技もめちゃめちゃ良すぎた。キャラとしてはマーサが1番好き。

そして、予想していなかったラスト。めちゃくちゃ重いテーマで倫理的にはアウトだし、ブラックコメディすぎるけどクスリと笑えるもあった。偏見がないメガネで世界を見る、自分で見た世界しか信じない、そして自分の直感と自由意志を信じる。私の体、私の選択肢は私のもの。

人生のゴールは"成長"
ろれ

ろれ