幸せの太郎

哀れなるものたちの幸せの太郎のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8
かわいい子には旅をさせろとは良く言ったもので、この作品の主人公のベラもまさに色んな経験を積んで一人の人間として成長していく女性。その様子を丁寧に観させてもらった。全体的にフェミニズムも感じつつ、ユーモアも散りばめられていてどんどん惹かれていった。
人間には色んな欲があって、それを誰にも止めることはできない。選択するのはその人自身。そういった意味ではマックスは良き相手であり仲間なんだな。
そして何より映像美に溢れていて140分の長丁場でも飽きなかった。
幸せの太郎

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