哀れなるものたちのちくわさんのレビュー・感想・評価

絵だった時のVogueがシュルレアリスムを取り入れたら、

こちらから見れば登っているのに あちらから見れば降りている 繋がっているようで繋がっていない エッシャーのだまし絵がずっと続いているような心地良さ。

各場面の散りばめられた要素を回収するのに何度か見たいと思った

poor
何かが欠けてこそその人足り得るのかも、足りないところを繋ぎ合わせたような 鶏犬のような終幕に、泣き狂い崩れた色男はどこにはまるか

エンドロール
脳みそを洗われた気分だった