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哀れなるものたちのsasakamaのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.4
知的好奇心💭

1.人間は考える葦である
知的好奇心、これが人生を豊かにする、人が単なる動物でなく人を人たらしめる所以、、、、ここまで考えて気づく、
え、結局パスカルじゃん。🙄💡
(勉強しててもつまんないなあと思ってたことが数年後こうやって映画とか旅先とかふと触れたものと繋がるの、たまらなく嬉しい贅沢な幸せだ)

普段は接してなくても世の中に常にある不条理に目を向けると辛くなる、けど自分には何もできない、助けようとして自分が破滅する、じゃあ自分にできるのは?遠回りに見えても痛みを受けとめて向き合うこと、知り、学び、そもそも起きないためには?を考えて少しずつでもそれを作っていくこと
まさに今の世界にもよくあてあまるね

2.なににおいても、自分と他人の境界線

マークラファロ愚かで哀れで笑えた
こういう映画を見て、ウワ~~~!!って考えを巡らせ、この映画を観る前までの人生とそれからの人生!って区切りができるような、メッセージを受け取ってそれについていろんなことを感じてって一連の流れ幸せすぎる。2000円高いけどそれでも2000円で買う贅沢!🎬
衣装も間違いなく見どころ。
これをシーン順に撮ってないってエマストーン凄すぎる
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