コロナと胃腸炎、そして何度かの寝坊で延期に延期を重ねようやく観に行けました…。
(シネマシティのキャンセル機能に甘え過ぎて反省)
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若めのカップルの姿がちらほら見られ、「えっ君たちこれを一緒に観にきたの??すごいね!?大丈夫???」とお節介ながら心配になる上映前。
エマの演技が想像の遥か上を行っていて驚き、
且つエマ自身が今作での受賞がは意外だった、と話していたことに非常に納得した上映中。
よくもここまで沢山の〇〇を想像させるショットを集めたなと感心した上映後。笑
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本来絶対に大衆向けではないのに、オスカーの威力って凄まじいですね…
この作品が自身の代表作の一つになる気持ちは、同じ女性としてはちょっと複雑な気もする。笑
ゴッドのやっていることはあまりにも非人道的で、人間なら本来はそちらへの嫌悪感を抱くはずなのに
その時には既に感情移入してしまっていますから…
応援してしまいますよね……
なんて考えていて気付いたのは
何をもって“悪”とするか、無意識の偏見(これが常識と呼ばれるのだろうか)を持って判断してしまっている人間の愚かさよ…
感情移入どうこうは置いておいても、
あんな状態で生活するよりはよっぽど人間らしいような気がしてくる。
しかしラストショットではその考えにもう一度疑問を突きつけられた気がした。
うわぁ、なんなんだこの映画、、、
ちょっと気になったのは、母親に対する感情(夫に対する憎悪や哀れみなど)は描かれないのか、というところ。まあ盛り込みすぎてもまとまらないか。