内的欲求か外的干渉かで以て乖離する虚像と実像、ですわね。
詰まり主題は普遍的、そして展開も御存知の物語、だから映像表現として見せていくぜ、て事ですよね。
あの界隈で跳梁跋扈する有象無象の殴り合い絡み合いを他愛のないコップの中の嵐として俯瞰で描く、或いはまたフェイク動画の拡散が止まらないでござるの巻、辺りの省略話法にも顕著でしたかしらね。
映像として描いている、或いはまた語るまでもない内容だから台詞による説明は省くよ、ていう挑戦ですよね。
その意味でいわゆる動画的なエフェクトや場面転換が刺激的で心地好いすよね。
ああもうこりゃ好きだ、興味深いし面白え、素直に好きだと言わなきゃ駄目だわ此の期に及んだならば。
という事で感想としてはただこの一言、面白い、という事ですけれども。
備忘録として、踊らされる自警団気取りの行で連想したあれな話。
瀧と連れ立って誰だか外タレのライブを観に行った旨の卓球のポストに、油断して監視を怠ると直ぐこれだ、お天道さまの下をのうのうと出歩きやがってけしからん、てリプしてる正義の人が居って凄えな、てなりましたよね、と。