特売小説さんの映画レビュー・感想・評価

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G20 〜大統領を救出せよ〜(2025年製作の映画)

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アンソニー・アンダーソン出てんだ懐かしいな、なんつって。

3本3,000円棚から数合わせで9本目に選んで、美味しいもんは後にとっとこうつって一番最初に観て。

まぁ詰まんなくはないけどね、なんつって
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アマチュア(2025年製作の映画)

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アストンマーティンぷーくすくす、ていう目配せでふふってなるには文脈上で理解する必要がある、詰まりが多くの作品に触れておくのが吉という事だと思うんですけれども。

でも俺カタルシスを欲しがっちゃう馬鹿舌
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ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今(2025年製作の映画)

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まぁでも一番の感想としてはなんで作った、て事ですよ。

男女入れ替えて語ったなら年甲斐もなくいい気なもんだなと謗られるようなハナシ、でもそれやんなきゃなにがブリジット・ジョーンズだ、てなるでしょうし、
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ロングレッグス(2024年製作の映画)

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閉塞感を覚えさせるべくの画作りと勿体振った思わせブリーフな語り口と。

即ち仰々しい虚仮威しはこれ映画としたら基本のキ、それを真正面から、単調な繰り返しにならないよう工夫しながら見せてくれる。

演者
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

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その高さから飛び込んだらビキニくらいは捲れっちゃうだろお前、と、人として憤慨しつつ。

一箇所、じっくりと死を描写したシークエンスと皮肉な結末は見応えを感じましたよ、と。

BETTER MAN/ベター・マン(2024年製作の映画)

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電気なら、子門'z名義で東京ドームで披露した「モンキー・マジック」のカバーでも「ハロー! ミスターモンキーマジックオーケストラ」でもなく「モンキーに警告」。

筋少なら「おサル音頭」、そしてそれこそそ
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

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幅のある好い演者になったもんだと、満を持して登場してそのキャラクターの存在に説得力を持たせるジェフ・ゴールドブラムの佇まいよと、詰まりそういう事ですよね。

プロム会場が炎に包まれる予感を残して一旦幕
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教皇選挙(2024年製作の映画)

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迷い込んだ亀をリリースするとは詰まりそうした暗喩ですね、違いますね。

中学校の教室に落とし込んでも成立する茶番に見せ掛けたのは詰まりそのドライブ感を際立たせる為、とも見えなくはないかしらね、と。
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少年と犬(2025年製作の映画)

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一度過ちを犯した人間は二度とやり直す事は出来ないのか、という筋書きの為に人が死んでる、とか。

それに複雑な事情を負わせんとする余りに、受け手に対し納得のいく理由を用意しないままに登場人物に適当な選択
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(2025年製作の映画)

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芸達者揃いで見応え充分ですし、人を馬鹿にしたようなあっちの「PERFECT DAYS」なんかよりも必死に自らを律しようとする姿に人間臭さが垣間見える本作の方が余程コミット出来るってえ寸法な訳ですけれど>>続きを読む

プレゼンス 存在(2024年製作の映画)

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存在、が移動する際の絵面がまんま物件紹介サイトのバーチャル内見のそれで以てちっとも興奮出来ないっつーか。

或いはパラノーマルなんちゃら的な定点観測ホラー、の、そのパロディAVにNTR属性を乗っけた本
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イノセンス 4Kリマスター版(2004年製作の映画)

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誰かに云われたのかどこかで読んだのか、バトーが犬を散歩させてるだけの映画だと聞き、なるほど「ケルベロス 地獄の番犬」のアニメ化作品ね、と思って急いで観る事もねえかとスルーしたんじゃなかったかな当時。>>続きを読む

STEP OUT にーにーのニライカナイ(2025年製作の映画)

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俺も別に明るい訳ではないけれどもラップ、に対する偏見に基づく描写が度が過ぎて酷くって以てこれ有識者に叱られるぞ声も荒げず無視する方向で、と思いましたよ、と。

エンドロールで判ずるところでは協賛に入っ
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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

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我々は何処から来て何処へ向かうのか。

己という人間、或いは人格が真に現実世界に存在している事実を誰が、無論己を含めた誰が、証明し得るのか。

都市という生命体を見ている私、都市という生命体に見られて
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小学校~それは小さな社会~(2023年製作の映画)

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ランドセルの色が赤と黒のみ、実質選択肢のない時代の小学生だぞこちとらよう、つって。

先生や親目線になっちゃうかと思えば普通に子供さんが叱られ注意をされる場面でこえー、つって、ちゃんとした大人こえー、
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ドライブ・イン・マンハッタン(2023年製作の映画)

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ファーストカットのマダム・ウェブが引くほど美人でびっくりしましたよね。

おっと失礼、ファーストカットのダコタ・ジョンソンが引くほど美人でびっくりしましたよね。

みたいな言い間違い、つか正確には綴り
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

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タイトルロールの娘さんの脱ぎっぷりの素晴らしさよ、という事ですよね。

バカ息子を探しての珍道中と、それぞれキャラ立ちした三人組の遣り取りの楽しさよ、という事ですよね。

概ね、豪快に振り回されるみた
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

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後にそれが歴史と呼ばれたんでしょう、即ち彼が歌唱で、同世代の視聴者の意識を変えた瞬間ですけれども。

そこで気付いちゃったんですよ、時代の雰囲気を掴めていないにしてもここで直感的に理解出来ていない、射
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

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なんか売るほど賞獲ってんじゃんこれ分かったふうな事言っとかねえと馬鹿だと思われるやつじゃん面倒臭え。

という事で御座いまして。

MTVふうの編集、効果と軽薄なピコピコ劇伴が実に印象的、エイティーズ
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

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事態は派手に展開している筈、なのに主役を中心とした半径3メートル内からカメラが動かないが為に盛り上がりに欠く印象。

結末については断然、こちらのオリジナルの方が8千5億倍素晴らしいすね、と。

お引越し 4Kリマスター版(1993年製作の映画)

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あらすじから推察されるテーマが既にノットフォーミーで。

蓋を開けてみてもやっぱり、語り口調やら演出やらが俺向きじゃなくて。

家族を俯瞰する形じゃなく立場が近しい転校生だかとの友情を中心に描く内容に
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

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大変大変、戦争が始まっちゃう。

くらいの読解力が精々が故に物語にテンポを感じられないのはあたい側の問題として。

アクションシーンもまた、ハルクじゃないハルクの規格外のヤバさを感じさせる迫力は好かっ
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モルグ 屍体消失 デジタルリマスター(1994年製作の映画)

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主人公の恋人がアパートで死体を発見する行のサスペンス演出ばっかりはこれ、白眉ではあったものの。

モラトリアム期の終わりの予感に怯え幼稚なまでの男性性に拘泥する野郎どもの姿を描いた青春ものの実相がとこ
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Broken Rage(2024年製作の映画)

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スピンオフっつってる方が本編だとするならそのセットアップつーか前振りが出鱈目過ぎるのがなぁ、と。

時代も糞もないベタはさすがだけど時代を取り込んだみたいなメタが寒いよなぁ、と。

遺書、公開。(2025年製作の映画)

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羅生門つーか後出しジャンケン大会、んでその手段が目的化しているが為になにを描こうとしたものか最後の最後まで示せていない、ていう。

展開、のような流れはあってもずっと同じ構成、ていうかシステムで進行す
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ショウタイムセブン(2025年製作の映画)

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現場に於ける空気感、或いはまたその行間であり趨勢をまるで読み解けず、チームワークが求められる場面でも身勝手に振る舞うお馬鹿さん、に見えてしまったのは脚本かそれとも演者の問題か、どっちなんでしょうね、て>>続きを読む

アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

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一本目、お前らもう結婚しちゃえよと思いました。

二本目、いいからもうお前ら結婚しちまえよと思いました。

三本目、家に帰って茶でも飲めと思いました。

四本目、滑り散らかしてますやんと思いました。
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

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やっぱドラマすよね。

行き場のない人間が居場所を見付ける、同じ理由で怒りを覚えるから仲が深まる、世代交代、そういう物語が描かれるからこそ格闘シーンに体重が乗るんすよね。

あんたの面倒はずっとあたい
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ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件(2023年製作の映画)

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勿論、経済事件としての内容がところはさっぱり全然全く毛程もこれっぽっちも解りませんでしたけれども。

興亡史としてはまんまカルトだなと、なんなら当人の預かり知らぬところで執行部隊が暗躍してるとかめっち
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

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オリジナルの構造を一つも崩さずにタテノリ曲に魔改造した有頂天のカバーの方が好き。

ご無沙汰が過ぎて最早別人だなジェニファー・グレイ。

さて。

彼らが参加するツアーの内容が強過ぎて個人の問題が矮小
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オアシス(2024年製作の映画)

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津田寛治に革ジャン着せたらほぼほぼSAKURAI、唐突にギターを掻き鳴らしやしないかとハラハラさせられた訳ですけれども。

社会に揉まれて青年期の終わりを意識した若いもんが上の世代が作ってるものを、或
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プロミスト・ランド(2024年製作の映画)

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若い演者が延々と冬山を歩ってくだけの映画でした。

なにか云いたい事のあるとして、それはあたいには欠片も判りませんでした。

なので、若い演者が延々と冬山を歩ってくなぁと思いました。

という小学生の
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

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キャラクターに優しい視線を向けて終わってゆく映画は好きだ。

が、同僚だった彼の下に謝罪に出向くか或いは残った彼女に彼の住所を尋ね無下にされるなどの場面は、絶対に必要だったんじゃないかしらね、と。
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

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こちとら20cmのフライパン一枚を洗うのがやっと、さすが金持ちは使い易そうな台所をお持ちですな、と。

その一方、リアルな生活感がまさに実情の混沌そのもの、俯瞰或いは遠景として見たならコメディとはこれ
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嗤う蟲(2024年製作の映画)

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回想シーンへの入りがめっちゃダサかったのは推敲の時間が足りなかったからなのか、それとも手癖で片付けたからなのか、とまれ。

中山功太の胡散臭さが活きた場面と、気付いたら手枷足枷を嵌められてる自然な流れ
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アンダーニンジャ(2025年製作の映画)

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俺の知る限り。

大谷石地下採掘場跡のロケーションを一番に活かした映画は「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」、斎藤工を活かし印象を強めるロケーションとして利用した映画は「リアル鬼ごっこ」、と。

さて。
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