特売小説さんの映画レビュー・感想・評価

特売小説

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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

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タイトルロールの娘さんの脱ぎっぷりの素晴らしさよ、という事ですよね。

バカ息子を探しての珍道中と、それぞれキャラ立ちした三人組の遣り取りの楽しさよ、という事ですよね。

概ね、豪快に振り回されるみた
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

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後にそれが歴史と呼ばれたんでしょう、即ち彼が歌唱で、同世代の視聴者の意識を変えた瞬間ですけれども。

そこで気付いちゃったんですよ、時代の雰囲気を掴めていないにしてもここで直感的に理解出来ていない、射
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

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なんか売るほど賞獲ってんじゃんこれ分かったふうな事言っとかねえと馬鹿だと思われるやつじゃん面倒臭え。

という事で御座いまして。

MTVふうの編集、効果と軽薄なピコピコ劇伴が実に印象的、エイティーズ
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

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事態は派手に展開している筈、なのに主役を中心とした半径3メートル内からカメラが動かないが為に盛り上がりに欠く印象。

結末については断然、こちらのオリジナルの方が8千5億倍素晴らしいすね、と。

お引越し 4Kリマスター版(1993年製作の映画)

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あらすじから推察されるテーマが既にノットフォーミーで。

蓋を開けてみてもやっぱり、語り口調やら演出やらが俺向きじゃなくて。

家族を俯瞰する形じゃなく立場が近しい転校生だかとの友情を中心に描く内容に
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

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大変大変、戦争が始まっちゃう。

くらいの読解力が精々が故に物語にテンポを感じられないのはあたい側の問題として。

アクションシーンもまた、ハルクじゃないハルクの規格外のヤバさを感じさせる迫力は好かっ
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モルグ 屍体消失 デジタルリマスター(1994年製作の映画)

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主人公の恋人がアパートで死体を発見する行のサスペンス演出ばっかりはこれ、白眉ではあったものの。

モラトリアム期の終わりの予感に怯え幼稚なまでの男性性に拘泥する野郎どもの姿を描いた青春ものの実相がとこ
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Broken Rage(2024年製作の映画)

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スピンオフっつってる方が本編だとするならそのセットアップつーか前振りが出鱈目過ぎるのがなぁ、と。

時代も糞もないベタはさすがだけど時代を取り込んだみたいなメタが寒いよなぁ、と。

遺書、公開。(2025年製作の映画)

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羅生門つーか後出しジャンケン大会、んでその手段が目的化しているが為になにを描こうとしたものか最後の最後まで示せていない、ていう。

展開、のような流れはあってもずっと同じ構成、ていうかシステムで進行す
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ショウタイムセブン(2025年製作の映画)

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現場に於ける空気感、或いはまたその行間であり趨勢をまるで読み解けず、チームワークが求められる場面でも身勝手に振る舞うお馬鹿さん、に見えてしまったのは脚本かそれとも演者の問題か、どっちなんでしょうね、て>>続きを読む

アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

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一本目、お前らもう結婚しちゃえよと思いました。

二本目、いいからもうお前ら結婚しちまえよと思いました。

三本目、家に帰って茶でも飲めと思いました。

四本目、滑り散らかしてますやんと思いました。
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

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やっぱドラマすよね。

行き場のない人間が居場所を見付ける、同じ理由で怒りを覚えるから仲が深まる、世代交代、そういう物語が描かれるからこそ格闘シーンに体重が乗るんすよね。

あんたの面倒はずっとあたい
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ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件(2023年製作の映画)

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勿論、経済事件としての内容がところはさっぱり全然全く毛程もこれっぽっちも解りませんでしたけれども。

興亡史としてはまんまカルトだなと、なんなら当人の預かり知らぬところで執行部隊が暗躍してるとかめっち
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

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オリジナルの構造を一つも崩さずにタテノリ曲に魔改造した有頂天のカバーの方が好き。

ご無沙汰が過ぎて最早別人だなジェニファー・グレイ。

さて。

彼らが参加するツアーの内容が強過ぎて個人の問題が矮小
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オアシス(2024年製作の映画)

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津田寛治に革ジャン着せたらほぼほぼSAKURAI、唐突にギターを掻き鳴らしやしないかとハラハラさせられた訳ですけれども。

社会に揉まれて青年期の終わりを意識した若いもんが上の世代が作ってるものを、或
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プロミスト・ランド(2024年製作の映画)

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若い演者が延々と冬山を歩ってくだけの映画でした。

なにか云いたい事のあるとして、それはあたいには欠片も判りませんでした。

なので、若い演者が延々と冬山を歩ってくなぁと思いました。

という小学生の
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

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キャラクターに優しい視線を向けて終わってゆく映画は好きだ。

が、同僚だった彼の下に謝罪に出向くか或いは残った彼女に彼の住所を尋ね無下にされるなどの場面は、絶対に必要だったんじゃないかしらね、と。
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

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こちとら20cmのフライパン一枚を洗うのがやっと、さすが金持ちは使い易そうな台所をお持ちですな、と。

その一方、リアルな生活感がまさに実情の混沌そのもの、俯瞰或いは遠景として見たならコメディとはこれ
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嗤う蟲(2024年製作の映画)

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回想シーンへの入りがめっちゃダサかったのは推敲の時間が足りなかったからなのか、それとも手癖で片付けたからなのか、とまれ。

中山功太の胡散臭さが活きた場面と、気付いたら手枷足枷を嵌められてる自然な流れ
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アンダーニンジャ(2025年製作の映画)

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俺の知る限り。

大谷石地下採掘場跡のロケーションを一番に活かした映画は「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」、斎藤工を活かし印象を強めるロケーションとして利用した映画は「リアル鬼ごっこ」、と。

さて。
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サンセット・サンライズ(2025年製作の映画)

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或いは俺の感受性がうんこなのかと疑いを抱かされるくらいに、ぼやぼやとした語り口だか描き込みだかに、または構成に、翻弄されまして。

更に言うと主人公の人間性、即ちぷらぷらしているように見えてしかし職務
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366日(2025年製作の映画)

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バス停で見送られる側ではなくそのバスの車内に、夜勤明けの帰宅途中かもしくは掛け持ちしてる二つ目の仕事に向かう途中で居合わせ早く乗れよてめぶち殺すぞ、て言ってる側、即ちノットフォーミーは百も承知で上白石>>続きを読む

ソニック × シャドウ TOKYO MISSION(2024年製作の映画)

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またぞろ鬱陶しいくらいのジム・キャリー劇場すね、と。

名探偵ピカチュウだのTOKYO DRIFTへの言及、そうしたお触りこそソニックらしい、もっと言えばセガらしいやんちゃ感だと思うので今後もどんどん
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室町無頼(2024年製作の映画)

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筆下ろしの相手の元に一回り大きくなって帰還する、なんてそりゃ男のロマンが過ぎてぶち上がる筋なのは言うまでもない事ですけれども。

その重要なポジションに演技があれな木偶の坊を置く理由がとんと判らない訳
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

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疋田紗也インパクト、と言ったところで当時にグラビア周りをチェックしていた人間以外にはチャンス大城よろしくなんの事やねーんな訳じゃんすか。

そういう感じ。

用語がさっぱり頭に入ってこない物語パートと
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蛇の道(2024年製作の映画)

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きっと柴咲コウは真の目的を持って行動しているに違いない、果たしてそれはなんなのか。

と、それを見極める事が観賞理由、或いは物語の原動力になってしまいそうなるってぇともうハナシが進まねえ進まねえ。
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ヘヴィ・トリップII/俺たち北欧メタル危機一発!(2024年製作の映画)

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黒人メンバーのおもろコスプレだけは不意を衝かれて笑っちゃいましたけれども。

黄金便器に象徴される商業主義にどっぷりのロートルの虚無は沁みましたし然りげ無く皮肉な男体盛りも好かったんすけれども。

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エマニュエル(2024年製作の映画)

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物語らしい物語を掴めずいずれにフォーカスしたなら楽しめるのか判らない、てな具合に映画を観る素質のないあたいですからして。

エマニュエルの名を冠する作品に求められるものに本作が応えられているのかどうか
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劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

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ことにかかずらわった連中がラーメン屋のカウンターに満を持してアッセンブル、なんて絵面で山場を盛り上げる映画を俺は寡聞にして本作と「タンポポ」しか知らん訳ですけれども。

それ、もっとあってもいいじゃん
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邪悪な国のアリス(2023年製作の映画)

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体調不良で横になった娘と、付き添って物語を読み聞かせる婆さんの二人の会話を、それぞれのバストショットの切り返しだけで見せたかと思うと。

続く場面、娘が夢の世界を訪れその住人に出逢うやまたその彼と、娘
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リトル・ワンダーズ(2023年製作の映画)

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世の中女の子が男の子にビンタを喰らわす場面がある映画はたくさんあるけど、理由の可愛らしさで言ったら本作が一番だね。

間違いないね。

それと世の中卵料理が登場する映画はたくさんあるけど、本作の目玉焼
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ぼくらのふしだら(2024年製作の映画)

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だったら盗み聞きからの仲直りは要らん筋、そこカットしておけば屋上での激白の説得力が増すと思いますし。

念動力と思わせて実は時間停止、なんてミスリードも出来た筈、観客に対する能力初披露が現状のぬるっと
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

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吊るしたり飛ばしたり、こちとらの予測に対しちょい食い気味で面白暴力を振るいまくった挙げ句の中盤のクライマックス。

まるでリュック・ベッソンが考えた最強最凶ガールみたいな小便垂れを、ていうかリュック・
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ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

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ベタだからこそ引きの強い物語を初めて語るものとしてではなくどうせもうみんな知ってんべ、くらいの力の抜き方でさくさくと描く。

そうすっとこれいろんななんでだろうを感じる暇もない心配ないさ仕様な訳で御座
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グランメゾン・パリ(2024年製作の映画)

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一番びっくりしたのは開巻近くで二流呼ばわりして主人公を突き飛ばしてすらいた肉屋のおやじが次だったかの登場シーンでは軟化した態度に転じていた点。

一旦、その理由が台詞だけで説明されたかと思えばまた後の
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ソウルの春(2023年製作の映画)

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登場人物の顔と名前と所属が覚えられない、光速で流れる字幕を追い切れない。

ふんわりざっくりなんとなく流れを掴むのがやっとの体たらく。

このハゲはこのハゲて怒鳴られても致し方ないわよね、と。

キャ
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