ラン・ラビット・ランのしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

独特な雰囲気と、母親の狂気は大好物でした。でももっと恐怖感を煽りまくって欲しかったなぁというところです。
白いウサギと、アリスという名前でハッとしたのが、不思議の国のアリスでした。大学生の時に教育心理学で、不思議の国のアリス症候群について少し勉強したのですが、忘れましたが(笑)たしか小さい子供に見られる、見えないものが見えてしまったり、世界の大小の感覚が狂ってしまう病気だったような気がします。改めてググってみたら、なんと成人期の人にも現れるんだとか…。最初母親が幼少期のトラウマで狂ってるんだと思っていたのですが、もしかしたら親も子も両方とも病んでいるのでは…と思いました。しかもおばあちゃんも認知症入ってて、なんだか救われない家族だなぁ…と思いました。
嫌いじゃ無い雰囲気だったし、母親のやばい怖い演技も良かったので、なんとなく惜しい作品だなぁと思いました。もっとバチバチに怯えさせてくださいよぉ…。
余談、うさぎは可愛い。