主人公の少年2人以外の人間が、あまりにも嫌な人間ばかりで、観てる方もなんだかなあ、と嫌になりました。実話ベースだから仕方ないことなんですけど。
あとなんていうんでしょうか、映画全体に嫌悪感を感じてしまって、最後まで観るのがキツかったです。あからさまに不自然なわざとらしいシーンがあったり、不要なシーンも多かったり…。
残念ながら、わたしには肌に合わず…。終始イライラしながら観てました。繊細なテーマを扱ってるのにも関わらず、雑なんですよ…すんません。
でもBL映画ではなく、人間の醜さを徹底的に描く映画だとしたら、腑に落ちるところはありますね…。
もう一回観たら、もしかしてですが解釈が変わるような気もします。
【追記】
2023/12/2 ヒューマントラストシネマ有楽町にて2回目の鑑賞。
実話ベースということで、その経緯を勉強してから鑑賞。
確かにきちんと伏線も貼ってあり、1回目より楽しめました。よって、+0.5。
しかし、無駄なシーンが多いことには変わりはなく、作品の真意が1回目の鑑賞で何も伝わらなければ、それはやっぱり作り手の技量不足であり、映画の出来としては「?」となります。
多分イタリアでは有名な事件なんでしょう。なので自国では事前情報入手しなくても、映画の真意は伝わったんだと思います。そんな感じでした。