LuckyMOTOMIYA

ストールン・ドーター 悲劇の女たちのLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

1.5
2015年、カナダのTV映画。ジェイソン・ボルク監督、ジェイソン・ボルク、スー・ボルク、ダニエル・ウィンターズ脚本によるスリラー・ドラマ。

誘拐事件で人質の命を救うことができず心に深い傷を負った女性刑事ステイシー。他方、飲酒運転により夫と娘アナの命を奪った男性を殺害して服役したマーサ。いまだに二人の死を受け入れることができず、出所後、ステイシーの愛娘サラをアナだと思い込み、連れ回すのでありました。彼女らの運命や如何に、といったお話。

女子刑務所で腕立て伏せをしていた逞しい女性マーサさん、出所後すぐ、バンにぶつかりそのままバンを強奪、職場復帰を果たしたステイシーの娘サラさんをアナと呼び誘拐。

刑事さん同士の人間関係や、ステイシーさんの職場復帰をめぐる家族内の軋轢などはそれなりに楽しませていただきました。

ただ、逃げるマーサと追うステイシー、非常に単調な構図で、予想外のことが全く起こらない、求心力に欠けるお話でございました。
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