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憧れを超えた侍たち 世界一への記録のopokoのレビュー・感想・評価

4.9
2023/06/02鑑賞、ミッドランドスクエアシネマ

「さぁ、行こう!」


日本中が熱狂したWBC侍JAPANのドキュメンタリー。
公開初日、台風の影響で大雨でも9割のお客の入り。
大谷君人気でしょうか。

WBCの時は、毎試合感動、感涙していたが、本作も5分に1回は目が潤んだ。
本作の見どころは、
・代表メンバー選出
・ベンチ裏
・選手やスタッフの言葉(会話)
・大谷選手以外にもフォーカスされている

代表メンバーの選出は、特にMLBメンバーの召集。
栗山監督自ら、アメリカに出向いて選手と連絡を取り、チームではなく選手一人一人が日本代表なんだと説明。
球団を通じて代表入りの連絡ではなく、選手に直接連絡。

試合中のベンチ裏では、試合中にケガをした源田選手とコーチ、スタッフとのやりとりと、源田選手の熱量。
メキシコ戦で打たれて降板した、佐々木朗希選手がミットを床にたたきつけ、一人で涙する姿。
楽していいですか?(ヒットじゃなくてホームラン)打てたなと、優等生発言じゃない大谷選手。

監督、コーチ陣は現役時代を知っている人ばかり。根性、厳しく育った世代の人が、厳しい口調ではなく、選手を鼓舞しチームを作っていく。
厳しい口調ではなくても、選手たちは「チーム」としてまとまっていく。

最近は、会社でも個人が優先されるが、「チーム」が成長することを皆が目指せるといいと思う。

WBC、ワールドカップ、オリンピックでは、日本中がオールJAPANになるんだから、スポーツイベント以外でも、世代関係なく一つになれると信じたい。

映画のようにポストクレジット1つありますよ。

余談:
WBCでうるうるするのは私だけだろうか。
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