TY1974

憧れを超えた侍たち 世界一への記録のTY1974のレビュー・感想・評価

5.0
Netflixのドキュメンタリー「ポップスが最も輝いた日」は、世代的にもドンズバなので、かなり感動した。マイケルジャクソンを初めとした当時のスーパースターが、「WE ARE THE WORLD」を録音するために一夜だけ集まる話。なんやかんやありながらも、なんとか撮り終える様子は感動的だった。
中でも、途中ギスギスするメンバーをなので、上手くユーモアで和らげるライオネルリッチーがいいなーと思った。

長かったですね。
言いたかったのは、本作の吉井雅人投手コーチを見て、「これ、ライオネルリッチーやん!」と思ったということ。いやー吉井さんいい!
あのピッチャー陣をまとめるには、やっぱりそこそこのキャリアは必要だし、かといって偉そうでもいかんし、でもあまりに下手に出るのも違う。その絶妙なラインで、自然に各選手に声をかける感じが「ああーこんな感じになりたい!」と思った。

ライオネル、吉井理人。50歳を迎えた自分の目指すイメージはこれだと思った。

内容は言うまでもありません。最高です。ナレーションの方のイメージから長めの「情熱大陸」な感じですが、年末の中居くんの特番見た人も、これはまた違った角度(特に選手の選考から追っかけてるところなど)で楽しめます。当然、メキシコ戦は号泣(決勝もいいけど、やっぱりこっちかなー)。
妻には「何回泣いてんの?」と呆れられたけど、多分何回でも泣く。
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