YukoMaruyama

女王陛下の007のYukoMaruyamaのレビュー・感想・評価

女王陛下の007(1969年製作の映画)
4.6
007最新作 no time to dieの監督キャリージョージフクナガ監督のお気に入り作品ということと、新作に本作のオマージュがあるという記事を読んで見てみた

ショーンコネリーからボンドが変わった最初の作品で、興行的成功は振るわずとも、確かにシリーズ最高傑作と言われる理由も分かる

60年代の作品なので急に古くさいカット割とか映画音響がよくなかったりはあるんですがこの時代によく撮れたなってぐらいのアクション(特にカーチェイスシーンおすすめ)

ストーリーも、この時代なのに女性も強くてダニエル作品以外で珍しく人間味のあるボンドの作品

最新作で出てくるブロフェルド、悪の組織スペクターも出るし、本作での挿入歌を新作に使用、”We have all the time in the world”という全く同じセリフを新作でも使っていて, ある意味、新作のラストの暗示だったんだな、と考察が深まる

敵のアジトでのラストシーンとかも最新作と設定もすごい似てるし、かなり影響受けてる作品だと思う
YukoMaruyama

YukoMaruyama