ペコ

バード・ボックス バルセロナのペコのレビュー・感想・評価

3.0
Netfrix映画『バード・ボックス』のスピンオフ作品。前作とは全く別の土地であるスペインのバルセロナが舞台。サンドラ・ブロック主演の前作と比べると、無名の俳優ばかりです。セバスティアン役の俳優が一瞬アダム・ドライバーに見えたが本作は有名俳優は出演していません。
“それ”を見た者は自ら死を選ぶという脅威を描いた続編。見えない何かに襲われる恐怖は伝わってくるものの、セバスティアンが何故“それ”に耐えられたかも謎だし、彼が急に改心した気がして理解しづらかったので共感できず。そして“それ”の正体も結局わからぬまま。預言者側の目線で描かれてはいるものの預言者たちの正体もハッキリと分からぬまま。天使と言われても、いまいちピンときません。信仰や宗教を恐ろしさよりも、コミュニティの中の人間こそが恐ろしいのだと感じたが前作ほどの緊張感がなかったのが残念。
さらに続編がありそうな終わり方でしたが、これ以上面白くなりそうな雰囲気は無さそうです…。そろそろ全ての正体を明らかにしてほしいです。
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