まず圧倒的オリジナリティに驚く作品です。
マヤの周辺の人のお話ですが、ラテンアメリカという縁遠い地域、文化の作品ですので生活様式だけでもめちゃくちゃ目新しいのにそこに生贄や太陽信仰とか奴隷狩りや復讐に予言とかくわわりますから興味をめっちゃ引いてきます。
実際、そのような文化だったかわかりませんが平和な村→奴隷狩り→巨大国家へ→生贄→脱出→復讐という、ころころ変わるシチュエーションに飽きがこない。その上、鉄器がない、打撲武器主体とかマヤの限られた知識でも矛盾がなく説得力のある設定でした。
正直、アクションはそこまですごいわけではないですが、逆にリアリティを感じます。