Bamboo

アポカリプトのBambooのレビュー・感想・評価

アポカリプト(2006年製作の映画)
4.5
文献もほとんどないであろう滅亡したマヤ文明を舞台に、視覚を通した確固とした説得力を持って愛する家族を守るために駆け抜ける狩人を描いた逃走活劇。

後半メインとなる逃亡劇は激熱。
主人公とそれを追う戦士団のそれぞれに、逃げること、追うことに明確な理由があるから否応もなく感情移入させられる内容でグッと引き込まれた。

主人公を追う戦士団のメンツの個性が際立っているのもいい。
特に親友の嫁を犯し、主人公を苦しめるために目の前で父親を殺したあの外道。太々しい面構えに憎たらしい笑顔、とヒール役として最高の仕事している。
Bamboo

Bamboo