こちんだ

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊のこちんだのレビュー・感想・評価

3.7
死者の声

名探偵ポワロシリーズ第3弾。
監督は引き続きケネス・ブラナー。
本作はイタリアのベネチアを舞台に亡霊が出る館で起こる不可解な事件にポワロが挑む

これまでと違って、有名な作品を映画化している訳でも無く、ストーリーもキャストも地味になっていて、テイストもホラーになってる。

人の心の闇が連鎖的に悲劇を起こしている印象
序盤の影絵の人形劇がそれを象徴していたと思います。
人々の心の闇は、ポワロも例外ではなく。彼が再起するというのも描かれていました。

少し不可解さも残る余韻もある映画でした。
個人的にはケネス・ブラナーには、まだポワロ映画を作り続けて欲しいですね…
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