■特殊詐欺グループの一味として働く安藤サクラのもとに、弟である山田涼介が刑務所から出所し訪ねてきたことで騒動が起きていくストーリー
■大阪の西成や新世界が舞台になっており、全員がコテコテの大阪弁と生業とする裏稼業の感じがマッチしてて、ちょっとしたスラム感、アングラ感、カオス感みたいな世界観は好きでした。
■本作140分とちょっと長め。
冒頭40分くらいしてからタイトルコールが出てきて、「あ、このタイミングなんだ」って思ったんですが、この映画登場人物が多いので、関係性を整理/説明するためには結果的に40分じっくりあって良かったかも、とは観た後思いました。
■ただその割には登場人物同士の絡みが薄かったので、その辺もうちょっと絡んでくれるともっと良かったです。