■競馬も映画も好きな自分にはたまらん映画でした。両軸で感想を。
■映画好きとして
・展開含め映画としても楽しめる内容でした。
特に競走馬を通して過去の熱い想いや滾る情熱を人々が取り戻していく様がシンプルに良かったです。
・馬を中心に据えつつ、それぞれ群像劇のように各人のストーリーが描かれていて、観ていて飽きのこない内容になっていました。
エンドロールには実際の夫妻などが登場して楽しそうで、最後まで楽しい気分で終われる映画です。
■競馬好きとして
・馬が好きならロマンも挫折もありで堪らない実話の話。
怪我からの復帰はトウカイテイオーを彷彿とさせます。
・最後芦毛の馬との競合いで差し返されるシーン、ドリームアライアンスの騎手がめちゃくちゃ手綱引いて無理やり差し返されるシーン作ってて笑ったw
・ドリームアライアンス号は2023年に繁養先で亡くなってました。波瀾万丈な馬生で引退後もゆっくり出来たようです。
ご冥福をお祈りします。
なお騸馬（去勢した馬）のため子供はおらず。
