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BAD LANDS バッド・ランズのRgNのネタバレレビュー・内容・結末

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭字幕必須レベルのテンポ速め滑舌悪め関西弁のオンパレードでしばらく何言ってるか分からんところだらけでどうしようかと思った。しかし主役2人を筆頭に関西人じゃない人の関西弁がうますぎて感心。

山田涼介が出てくるまでに1時間弱という時間の使い方にはびっくり。

ストーリーに関しては、面白かったけど若干ご都合主義感というか、なぜそうなる?な部分も多め。
特殊詐欺グループの拠点にガサ入れが入りリーダー格の男があっさり口を割っちゃうところなんて、現実世界では絶対そんな簡単に吐かないし突っ込みどころ満載だった。

父親が大事なカードの暗証番号を娘の誕生日にしちゃうくらい実は娘を想ってたとか、姉を苦しめる男を殺しちゃうくらい実は姉想いだった弟ってのが、唐突感があり過ぎて最後にお涙ちょうだいを持ってくるための取ってつけた感。父親の暗証番号はまだ許せるとしても、弟を死なせた意味がわからない。別に殺して捕まる、でよくない?
父を殺しても弟が死んでもネリが割と無なのはリアルでよかった。本当に色々抱えてきた人って実際あんな感じだよなぁと。

暗殺シーンの山田涼介はかっこよかったけど、もう少し背が高かったらもっと様になったのにと妙に残念な気持ちに。しかし演技に関してはそこまで上手なイメージがなかったので、こんなに上手かったの⁈と驚いた。

そして突然の岡田准一と天童よしみ(!)
関西人枠??
この2人含めさすがの俳優陣の演技だったけど、ゴヤ関係だけイマイチでその辺りのシーンだけ浮いてたな、、

あと、あんなイケイケ系のゴヤの社長が安藤サクラいくかな?しかも美人扱い?とちょっと無理ある気がしたのは私だけか…
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