しらすごはん

BAD LANDS バッド・ランズのしらすごはんのレビュー・感想・評価

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)
3.5

クライムサスペンス映画。

2023年秋公開作が、もうNetflixで観られるようになってました。

黒川博行の原作小説の映画化ということなので、ストーリー構成がまずおもしろ〜い。

原作小説『珪藻』では、主人公は男性の設定だったんですね。

女性に代えたのは、正解だったかも。

ちょい役だけど、あまり見たことない役者達もそれぞれ存在感あって良かったです。


舞台は大坂。

冒頭、特殊詐欺の実態が描かれます。

受け子が安全に現金を受け取る判断をするための役割があるのですね〜

“3塁コーチ“っていうんだ。

主人公ネリ(安藤サクラ)が“3塁コーチ“として、オレオレ詐欺を現場で仕切るシークエンスが、アバンタイトルになります。

この詐欺は、警察の囮ということを主人公は察知し、寸前で警察の操作をかわしますが、主人公につながる手がかりを残してしまいました。

〔主人公ネリは気づいてません〕

その手がかりを切り口に、警察、変態の元カレに追われていきます。

そこに、血のつながらない弟が下手をこいてしまい、その後始末も絡んできます。

ネリが追い詰められていく過程で、姉と弟の関係、主人公の暗い過去も明らかになっていきます。

主人公は、この窮地を脱することができるのでしょうか…
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