大阪を舞台に、アンダーグラウンドに生きる女と男の物語
あらすじとしてどこまでネタバレなのかが難しいけれど、ヤクザの娘に生まれ父を恨むネリと、幼なじみとも言えるような間柄のジョーの
アングラな日常を描きつつドラマチックな展開が待ち受ける作品でした。
安藤サクラ、山田涼介が主役のふたりを演じていて
安藤サクラの優しくもどこかやさぐれたような雰囲気や、山田くんの役作りが巧みです。
痛々しい描写はあまり無いながらも心をえぐるようなバックボーンを割とサラサラと軽いタッチで描いているのでこの加減が妙ですね。
父親役の生瀬さんや、その右腕だったマンダラ役の宇崎さんが良い味を出していました。