もるもる学園

絞殺魔のもるもる学園のレビュー・感想・評価

絞殺魔(1968年製作の映画)
5.0
犯人の病的な妄想のシーン凄まじい。次々とフラッシュバックで絞殺のシーンが挿入され、現実と妄想の境目がわからなくなる。登場人物が犯人の妄想世界ではごちゃごちゃになる。極め付けは取り調べ室で妻を思わず絞殺しようとするところ…
犯人の風貌がどこにでもいる良い父親像なのがゾクっとする。
画面分割で手際よく犯行のシーンが次々と展開されるのがカッコいい。
完全に黒沢清のCUREとドッペルゲンガー。