絞殺魔の作品情報・感想・評価・動画配信

「絞殺魔」に投稿された感想・評価

息苦しさが持続し薄い精神を緊張感が支配し続ける凄まじいサスペンス。完璧。演技が上手すぎてトニー・カーティスの怖さは異常。ずっと素晴らしい。分割画面はグラフィカルで異様にカッコいいけど観るのには忙しい。でも、とにかく異様にカッコいい! 終盤の供述の為のフラッシュバックと記憶の混濁が本当に凄い。ラスト、どうしようもない。めちゃくちゃ好き。
青あお

青あおの感想・評価

3.5
アメリカで実際に起きたボストン絞殺魔事件を描いた作品。

映画前半は警察の捜査が空回りしていく様、後半は容疑者となる男の逮捕劇、そして、取り調べを通して男の異常な内面に迫っていく2部構成のようになって進む。

画面を分割して同時進行させていく演出が効果的で観ているコチラ側にまで緊張感が漂ってくる様な錯覚に陥る。

シリアル・キラーの内面を描いた後半が特に見応えがあったが、この映画で犯人ではないかとされている男は現在では冤罪説が濃厚なようで映画のラストと併せて何かモヤモヤとしたものが残った。
構成 構図 色 全てかっこよかった。
引き込まれてあっという間に終わってしまった。
邦題とジャケ写から受けるイメージが泥臭そうだったので、洒落さにびっくりした。
ラストは ここで終わり?となったけど、エンドロールの見せ方も、心や状況を表しているようで良かった。
zoso30

zoso30の感想・評価

3.0
なんか恐ろしそうなタイトルなので後回しになっていたが、ようやく観た。
ジャケットを見ると「モノクロ映画のカルトもの」っぽい感じがしたが、カラー映画であり、トニー・カーティス、ヘンリー・フォンダ、ジョージ・ケネディなど出演している割とまともなリチャード・フライシャー監督作品だった。

ボストンで次々と女性を殺していく絞殺魔を描いたドラマ。
人間ドラマ中心に描かれており、サスペンス的なドキドキ感はさほど無かった気がする。
二重人格ものも今となっては、他の作品を観過ぎているので、新たな驚きはさほど無い。

画面複数分割シーンなどがあり、同じ場面を複数場面から見られるというのはあるが、ブライアン・デ・パルマ監督作品の分割場面のように何らかのサスペンス効果を高める感じはしなかった。

ツタヤ発掘良品DVDは、けっこうマニアックな作品をレンタルさせてくれるが、最近は「もっとマニアックなサスペンスもの」を望んでいる…(笑)
AnriKimura

AnriKimuraの感想・評価

3.5
実際に存在したシリアルキラー・アルバートデサルヴォ
画面分割、ラストの長回し、真っ白のエンドロール
ラストが酷い。
トニー・カーティスが無理に自白するような形。
昔だからかもしれないが、巧みな自供って。
証拠は無いのかと。
しかも、この映画の元ネタ。
裁判中って!
恐ろしい。
syuhei

syuheiの感想・評価

4.0
リチャード・フライシャー監督による1968年のサスペンス映画。これが観たくてツタヤの会員になってDVD借りてきた。

前半は事件捜査モノ。画面マルチ分割などジャンル映画っぽいスピーディーな映像表現。ところが後半はうってかわって多重人格が疑われる容疑者の取り調べのノンフィクション。前半あれほど使われた画面分割も音楽すらも何もない。犯行を再現するトニー・カーティスの淡々とした独り芝居が恐ろしい。

このあと作られる『10番街の殺人』にも通じる、犯罪者を見つめるフライシャーの冷めた視点。でも『絞殺魔』が公開されたときはボストン連続絞殺事件はまだ結審してなかったらしい。今ならかなり問題になりそう。

https://twitter.com/syuhei/status/1368913338000830467?s=20
ta

taの感想・評価

4.2
分割しまくる前半もいいけどそれより後半における白い部屋と沈黙の不気味さに感動した
タニムラ洋画劇場なるYouTuberがおすすめしてた映画。

あらすじを見ずにみたら、予想と結構違った。ホラーというよりサスペンス。客観的な事実を淡々と述べる感じなんかは寧ろドキュメンタリーに近いかも。だから怖く感じた場面はほとんどなかった。

でも、画面割りがすごく面白くてよかった。特に最後の犯人の倒錯した精神状態を表現する場面はとてもよかった。段々と観てる自分まで人格が分裂しちゃうんじゃないかと不安になるくらい。

今思い返すと、あの画面を複数に分裂させた描写は多重人格の伏線だったのかな?
たどたどしくピアノを練習してる音(画面分割、死体発見、止まる)
犯行現場で掃除機かけてる警察×2
画面の男との会話、タイプライターと電話の音
なぜか電話鳴る、殴ってタイプライター
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