絞殺魔の作品情報・感想・評価

「絞殺魔」に投稿された感想・評価

1960年代に発生した連続婦女暴行殺人事件を題材にした犯罪映画。前半は分割画面のスタイリッシュ感が印象的な刑事ミステリだが、後半から一気にノワールになる。今ならプロファイリングを中心に展開するはずの事件だが、なにせ60年代なので警察がエスパーに振り回されたりしてバカっぽい。しかし豪華キャストの味わいに若干の目眩ましを受けるのも事実。後半の犯罪心理の演出は素晴らしい凄みと切れ味。ただただスゲー!スゲー!とため息が出る。取っつきやすいストーリーラインをベースにしながら芸術的な表現を充実させた怪作。
2018.9.22 DVD(字幕)
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.0
すすす、スタイリッシュ〜\(^o^)/前半と後半ではガラッとカラーが変わるけど、それもまたよし。エンドロールの虚無感ったらゾクゾクするね!
オープニングのご機嫌に遂行される殺人とか、取調室の鏡とか諸々『CURE』ぽかった
エレベーターのシーンは逆ジャングルポケット
やまお

やまおの感想・評価

3.8
マルチ画面の斬新さ。

実話が基になっていると思うとゾッとする。
ななな

なななの感想・評価

3.5
台風で停電!
オール電化 辛い。

昔は 捜査方法や診断とか 曖昧だったりするから 大変だったと思うけど、流石 アメリカで 弁護士を必ずとか 黙秘権とかさすが だなぁ。
でも、ニュースで黒人を にぐろ って言ってた気がしたけど、空耳かな💦
画面が 漫画のコマ割り みたいで面白い。

シリアルキラー展で ボストン絞殺魔 居たかなぁって パンフレットで探したけど居ませんでした。
YUTA

YUTAの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

リチャード・フライシャー監督による実話を基にした映画。

何処にでもいる、家族を愛する普通の男。
しかし、彼の裏の顔は、何人もの女性を
絞殺する殺人鬼。

しかし、彼は意図的に殺人を犯しているのではなく、彼の中にいるもう1人の自分がそうさせていた。つまり、彼は2重人格者だった。

ボトムリー検事と時間をかけて対話を重ねていくうちに、彼は自分の中のもう1人の自分に気付き始める。

最後、白い部屋の隅でデサルヴォが放心状態で立っているシーンは凄く印象的。

また、この映画が始まりなのか、既に試みられていたのか分からないが、複数の出来事を画面を分割して見せる手法が、映画に、より重層感を生み出していて良かった。

このレビューはネタバレを含みます

1968年米。原題"The Boston Strangler"。原作はGerold Frankの同名小説。最初は老女、次に若い女性を狙った連続殺人事件が発生する。スプリットスクリーンが多用されるのは、報道の場面では真実の定まらなさ、犯罪の場面では犯人の多重人格生を表すためだろうか。同性愛者差別を告発している作品でもあるので、"faggot"は字幕では「ゲイ」ではなく「ホモ」と訳すべきだったのでは。取り調べ室で振り返りざまに豹変するトニー・カーティスの演技は凄い。検事総長役のウィリアム・マーシャルが渋い。
うおーーー!こいつはスゲー!
分割される画面の前半と絞殺魔の主観ショットに変わる後半。
「愛は死より冷酷」にも引けを取らない白い壁。気持ちが悪い!カッコイイ!
Katongyou

Katongyouの感想・評価

3.8
分割してみせるシーンがお洒落でかっこよく、不気味なサスペンス映画を見てるというよりは痛快なアクション映画を見ている気持ちになった。タイミング絶妙ですね。終盤にかけて、それを忘却するくらいめちゃ不気味。
初見は中学生。
その後数回再見。

犯人側と捜査側の動きをシネスコの分割画面で表現し、どこを見ても自由だという発想が前衛的。リアルな事象と絵画的な美しさが同居する画面は、現在の“監視カメラ”だが、当時そのような物はなかったのだから、撮影監督のリチャード・H・クラインが、いかに先をいっていたのか物語る。

これがフィルムだというのも驚異としか言えない。一転して最後は主人公トニー・カーティスのアップを5分間長回しで撮るなど、実に大胆。一人芝居をするトニーの演技も鬼気迫るものがあり、映画史に残る傑作だと思う。
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