完全版vol.1観て､もうvol.2はやめとけ俺と思ったんだけど､ミア・ゴス出てたしと気張って観た。で観てよかったと観なきゃよかったがドロッと混ざった気分。通常版はまだ隠れて観るべしの金字塔だったけど､こっちはほんとのほんとに良い子は観ちゃダメ映画の金字塔で､ボカシが必要な映画もあるって気分。『愛のコリーダ』裁判の頃からすればもはやタブーなしのこのネット時代､剥き出しのエロだらけなのにエロを超えた苦い何かがドロッと残る後味。ドロッと苦いらしい後味を知ってる女性達やジャニーズの人達とかならエロを超えた何かが何なのか知ってる気もするけど､俺は絶対知りたくないです。面白くないわけがない実力役者陣がみんなラースに弱みでも握られてるのか､みんなして恥部開陳。なのに生エロ差し引けば人生哲学の名画って感じ。なのに極限不快をわざわざ差し足すラース。ラースの謎とはやっぱり人類への悪意なのか？そんな謎を全力体現するシャルロットはもっと謎。最高とも最低とも言えるような言えないような最高低映画で評価不能。
