Paula

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズのPaulaのレビュー・感想・評価

5.0
William Afton: This is perfect. First I
       killed your 〇〇〇.
       Now I kill you.
       Symmetry, my friend.
Mike: Go to hell !!
映画の冒頭、『Saw X』の様で茶化してしまいそうな場面が、あまりお気に入りとは呼べないお粗末な出だしだったので、つまらないB級ホラーと思っていると...

Willy's Wonderland Is Better By Not
Being A Five Nights At Freddy's Movie(情報ニュースウェブサイトScreen Rant 2021.1.25の見出しより)
何で誰も知らない情報サイトの事を載せるかと言うと以前鑑賞する機会のあった、誰が見てもそのオーバーな演技を自ら "西洋歌舞伎" と名付け、しかも 'nouveau shamanism' と言う演技法を実践している俳優が出演されていた今や怪優と呼ばれても良い演技を見せつけたThe Janitorとして『Willy's Wonderland』では一言も話さない演技って...なによ? 
日本の女優さん達が自分の演技力を見せつけようとするけど、いつもズッコケるそんな『奇跡の人(1962年)』でも "challenged person(handicapped person や disabled person は、今や不快な英語として存在している。)" としてケラー女史が、うめき声は発しても全編、言葉らしい言葉は声に出さないものが、最後の最後には見せ場となる「water」という言葉を発する名場面もあるけど、それが涙なくしては語れない映画の一本と呼べるものとなっていた。その甲斐もあってか、二人の主演女優さんたちがオスカーをダブル受賞をしている。それをさておき
何を言いたいかは、
『Willy's Wonderland』のほうが公開が早かったので本作『Five Nights at Freddy's』のシチュエーションが酷似していると思っていると『Willy's Wonderland』の脚本家が後に本作を参考にしたと語っていた。モノを知らない者のタワゴトより!?

多くの人が酷評をしている本作...
ヘンコの塊のあたしからするとこの作品をただのホラー映画と受け止めてしまうと中途半端なゴア表現であったり、ギミックの体たらくさから、当然のように低予算のつまらない映画と位置付けられるのは否定はできない。けれども、そのホラーとジャンル分けをすることで映画の本質であり視点を見失う事となってしまう。

Raglan: Look at you. Look at the nasty
    things that you have become!
    Look how small you are, how
    worthless you are! You are
    wretched, rotten little beasts!
    I made you!

自分勝手の妄想より... 失礼しやす⁉
自らのトラウマを解決しようとする主人公のマイク、彼の不思議ちゃんの妹(最初はヴァネッサの言葉通り娘と思っていました。)の二人の兄妹の心が "pure" すぎるのために社会には不器用で順応が出来ずに溶け込めなくても...? その純真さを求める人達もいるってこと。
最初不仲であった兄妹がこの一件から二人が理解しあう事ができるようになるファミリー向けなので過剰で凄惨なゴア表現は控えめにしているので物足りなさは否めない。低予算でも...?

作中、登場する巨大なマリオネット(marionnette)は、"The Jim Henson Company" が担当していました。そんなの知らないってか?
そんなこんなで、ほな、失礼します。
Paula

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