ちはな

スパニッシュ・アパートメントのちはなのレビュー・感想・評価

3.4
女装のイメージが強く残っちゃってる(『彼は秘密の女ともだち』)ロマン・デュリス主演の青春群像劇
その後 続編ありで結局三部作どなっております

将来のことを考え 就職を有利にするため1年間の留学を決め フランスからバルセロナへ渡ったグザヴィエ
自分で決めたこととは言え 異国での暮らし 言葉の壁 恋人と離れ離れ一人ぼっちetc・・・もう不安でいっぱい
行きの飛行機内で泣いちゃう始末(なんて女々しい・・・後にもセンチメンタルで泣きます)

住むところを探さなきゃって事で 彼は色々な国の若者が暮らすシェアハウスを選ぶ

どうなんですかね?シェアハウス
気の合わない奴居たら アウトだなぁって思っちゃうけど
グザヴィエくんは ワクワクしてました
男女混合の共同生活は 山あり谷あり(汚す人 片付ける人 みたいな役割が何となく出来ちゃったりして揉めたり お国柄の価値観の違いなど)
分かり合えたり ぶつかり合ったり 支え合ったり
(ルームメイトの弟ウザっ!!でも 最終的にはいい子)

グザヴィエは本作で3人の女性と深く関わります
①フランスにいる恋人
②旅の途中で知り合った人妻
③レズビアンのルームメイト
いろんな意味でこの三人によって 彼は成長できたのでは?
特に③からは「女の愛し方」をレクチャーされ まんま実践
その結果②とすったもんだ ありです(旦那が結構寛大でビックリ)

夢と現実の間で揺れながら
帰国後 成長した彼のとった行動
留学で得たものは『本当の自分』
ちはな

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