第二次世界大戦後あたりから急速に発達して普及したAIたちが、やがて個としての人格を獲得し、人間と同じように農業を営むなどして生活する我々の世界とは違う歴史を歩んできた世界。
冒頭、輝かしい未来へAIと共に歩んでいく映像が突然の核爆発によって断たれる演出が見事だった。
AIたちの生活圏が「ブレードランナー」のようなサイバーパンクがベトナムの農村部のようなアナログな暮らしに何故か違和感なく溶け込んでいる世界観にも惹かれた。
銃器も人ならざるものが使うからか、ストックのないAK-47の銃身を倍ぐらいに延長したアサルトライフルなど、色々と興味深い事が多かった。