MARVELやDC以外で今作くらいどストレートなSF作品を今年は観てない気がする。人間 VS AIと言うある意味古典的な題材で、既視感あるあるの画面展開（SW、ブレラン、AKIRA、etc…）が多々あったが見応えあった。世界観、映像表現、ガジェット等々が個性的でクオリティーも高い。どの位の制作費なのかは知らないがパッと見は大作の様な印象さえ受ける…SF映画ではそー言う見せ方のアイデアやセンスは重要だと思う。西洋と東洋の対立構造も語り口がユニーク。主人公と少女の関係性も情感があり良かった。とにかく少女がカワイイ…天使です。渡辺謙の役回りも思ってた以上に重要で、しっかり存在感もあった。イメージ的になんだが「ローグ・ワン」好きな人は気に入るんじゃないだろーか?きっちり泣かせもする。こういう本格SFでオリジナル脚本の作品は定期的に観たいな。
