このレビューはネタバレを含みます
世界観最高でした。
既知の世界に違和感があるものを配置することでこんなにも独特な世界観を出せるのは驚きでした。一歩間違えれば、違和感しか無いですが、センスのいいバランス感覚で、違和感はゼロです。
正直、ブレードランナーやら名作SF映画で見たような画が多いのですが、それでもロボットのデザインやガジェットなどがオリジナリティが溢れていて、今作でしか出せない世界観になっていて、そこに浸れる幸せがありました。
ロボットの姿を寄付しようとかハッとさせられるアイデアも最高です。
走る爆弾は笑ってしまいましたが、1番可哀想な存在でもありますね…。
ストーリーは正直、穴だらけでえ？っていう展開も多かったです。
特にラストシーンで主人公とマヤが抱き合うシーン。超喧嘩別れした直後に植物状態になっていて、記憶そのままなのに抱き合ってくれるかな？と思ってしまいました。
あのシーン自体はとても美しくていいシーンなんですが…。
ギャレス・エドワーズにしか描けない世界観がまだまだありそうなので、今後の活躍にも期待したいです。
ただ、脚本はもう少し頑張ってほしい…！
