絵としての面白さは、SF感は、良かったし、オープニングのニュース映像からの入りとか期待させる作りだった。
物語が進むに連れてニューアジアの世界観の説得力の無さに違和感が増していく。なぜ彼等はAIと人間が共生したままなのか、AIを活用し続けても貧困として描かれているのはなぜか、なぜAIたちは山地に拠点を打ってるのか。よくわからない不思議さだけが増えていき設定が雑だなぁにしかならない。
ストーリーもそこまでかつての妻を想い続けている理由がわからないし、なぜそんなあっさり生命維持装置オフれるのか理解不能だった。ドラマパートも雑。
一番この映画に期待しても駄目だなと思ったのは「なにかくる…（ゴクリ ）」からのただの戦車。あの戦車どうやって持ってきたんだよ。地上戦する補給線のこと考えろよ。
