SFとしてストーリーの革新性みたいなものはそこまでないと思うけど、すごく間口の広い、SFの入り口としてかなり完成度の高い映画になっている。
レディオヘッド「Everything In Its Right Place」を映画館のサラウンドな音響システムで聴けたのも良かったし、映像と音楽(ハンス・ジマー)がきちんとアップデートされている感があって、そこもすごく良かった。
スクランブル交差点っぽい風景が出てきたり、カタカナが未来の東アジアの軍事基地の識別記号で使われてたり、東京へのオリエンタリズムの視線も絶妙なバランス。