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怪物の木こりのizuのレビュー・感想・評価

怪物の木こり(2023年製作の映画)
3.7
何故か初日に劇場で。

三池崇史監督作。
絵本、「怪物の木こり」に登場する怪物のマスクを被った殺人鬼による連続殺人事件が発生。警察は事件を調査するのだが、被害者達にはどこか共通点があった。また、金品などが盗まれている事はほぼ無く、現場からは斧のようなもので頭を割られ脳を盗まれた悲惨な死体が...。一方その頃、とある弁護士の二宮彰が怪物の木こり殺人鬼に狙われる。なんとか一命を取り留め、「野郎...殺す!」とキレた二宮は、なんと殺人鬼さえ凌駕するサイコパスだったのだ...!!!

怪物の木こりVS弁護士(二宮)のバチバチタイマンかと思いきやそうでも無く、怪物、二宮、警察の三つ巴映画でした。
このあらすじで二宮と怪物の...!とか思うとちょっと期待外れかも。

サイコパスというワードの安売り感はあるけど、わりと普通に人をぬっ殺してる二宮、二宮をまあまあ手伝ってたりするサイコパス医師が中々良き。個人的にこの友達が一番好き。

正直事件の真相、つまりラストがとても重要で下手にレビューを長く書いてしまうと面白さが半減してしまうのであまり長くは書かないけど、個人的には中々楽しめました。

ただ、絵本「怪物の木こり」要素が必要かどうかと言われると……
正直ストーリーや展開は全く同じで、絵本の要素は無くても大丈夫だったんじゃないかと思う。

コメント欄にネタバレで書きたい事を少し。

視聴 2023年12月1日
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