好きと言っていいでしょう

怪物の木こりの好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

怪物の木こり(2023年製作の映画)
3.7
三池崇史にしてはマシな方ではありました。

サイコパスがサイコパス狩りに狙われるという設定は面白いと思います。なのでもっと面白い仕上がりにできたであろうに、という意味で着地点は低いです。

終盤に羊たちの沈黙のように同時に2箇所で犯人の元に駆けつけますが、そこからは色々な展開がありますが、ことごとく予想通りで素直な映画でした。菜々緒が立てたフラグは2分後には回収されます。
というか警察側の捜査がイマイチで、全部後手にしか回ってないので、あんなにも捜査のシーンに割く必要があったんでしょうか。

染谷将太のキャラは良かったので、もう少しそっちのシーンを見たい気もしました。レインコートのシーンは、アメリカン・サイコでしょうか。

吉岡里帆は可愛かったです。