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アンノウン: 殺人ロボットはどこに向かうのかのAquaのレビュー・感想・評価

2.5
着眼点は、良いかと思うけど
エンジニア目線で見ると、AIに過大評価しすぎ

AIと言っても、所詮は人が創ったプログラムでしか無い
その運用に関しては、人間が管理運用する
包丁や車と何ら変わらない「使う人によりけり」でしか無い

色んな環境下での判断基準である人間一人の記憶・感情は
現状のコンピュータでは、先ず不可能

記憶領域だけで1PB(現状のHDD1台の上限は22TB)
1PB=1000TBなので裁定でも45台が必要で
しかももの凄く難しい「並列接続」が必須
45台以上のHDDを1台として認識させ、リアルタイムで処理が必須
だけどそれを同期させるCPUなんか無い

人間と同等と言わないまでも、1分野におけるAIで有っても
相当数の記憶領域と処理能力が求められるけど
そんなハードウエアは、存在しない
出来る事は、パターン化させた作業の繰り返しぐらいだ
Chat AIにニュアンスが同じ質問を何度投げかけても
定型文形式でしか答えられないのが、今現在の限界

そして致命的な面がある
コンピューターは人間が持つ「矛盾」を理解出来ない
人間は「Yes で有り No で有る」矛盾を経験・状況判断で答えを出す
だけどコンピューターは「Yes or No」でしか答えを出せない
この段階でAIが人間に変わる時代は、遙か彼方の夢物語

しかも電子機器で有る以上は、電磁波で簡単に無効化でき
過剰電圧で破壊も出来れば、回路を一部壊すだけで無効化出来る

AIを過剰に反応しすぎだ
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