歴史はイデオロギー闘争であり，政治体制の興亡の変遷である。ソ連の崩壊によりイデオロギー闘争は終わり、「共産主義」も終わり、歴史も終わった。共産主義の寿命は70年ちょっとであった。ちゃんちゃん。
まあ勝利した自由民主主義も最悪の政治といえる。「これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」これはチャーチルの言。そもそも共産主義と民主主義は矛盾しないという考えもあるけども(社会主義国はやたらと民主主義だの共和国だの国名に付けがち、なお実態は伴ってない)、最近では資本主義とさえ融合してしまった中国みたいな例もある。
この壮大な社会実験で分かったことは共産主義は所詮理想でしかないということだろう(この現代に共産主義者がトップを張る韓国みたいな国もあるが、、、)
この映画の時代はまだイデオロギー戦争でメタメタにやられる前で、化けの皮が剥がれた今では考えられないような香ばしい先生やらが生きている。村八分のライブもやった京大の西部講堂の前で中核派がワーワーやってるのも作中に描かれてるが、こっちは若干まだ生き残ってる、熊野寮の地下には基地があるし、定期的に公安のガサ入れがある笑
まーこんな時代が日本にもあったんやでって話。当時は北朝鮮は地上の楽園で、日本人拉致を日本政府すら認めてなかったしね。
今あんな元気な朝鮮学校京都にないよ笑
この映画で描かれてるような京都の朝鮮街、例えば朝鮮人が不法占拠してる衣笠開キ町や東九条、崇仁らへんはぶらぶらしたけど、なんや元気ないし。まあ普通やったわ。朝鮮語喋れる人もだんだん減ってきたみたい。
ノスタルジックやね。
この頃の沢尻エリカも真木よう子も可愛すぎや。オダギリジョーのヒッピーもええ感じ。俳優陣マジ豪華やな。
